サリーに大事件発生・・・2011年02月08日 22:58

飼い主が大バカをやらかしたおかげで、サリーに災いが発生しました。
うちの母曰く、「これは人災」・・・ハイ、その通りでございます。

詳細はまた後日。

憎たらしいブツ2011年02月09日 21:01

8日の2時半に見せてもらったブツ。
飼い主の手は標準と言うか、ちょっと小さめなんですが・・・

測ってみましたらば、


撮影後はゴミ箱に投げ捨てました。

ごめんよ、サリー2011年02月10日 23:06

8日(火)の22時ごろ、サークルでおやすみ中のサリーちゃんです。

週末は恒例の歯石取りってことで、日曜日の14時頃、スノーウィにラムちゃんの
げんこつを与えました。
歯磨き不要の若者・サリーにはまだ早いので、こちらには柔らかめのあばらを進呈。
両者とも食べ慣れているので、横目で見ながら家事をこなしていました。

サリーはあっという間に食べ終わり、ガリガリやってるスノーウィにぴったり
張りついて凝視…
そのうち、飽きたのか、スノーウィがげんこつを放り出したのをサリーがゲット。
みたところ、筋やら肉が取れてつんつるてんの丸骨で、口より大きかったので
「割れないだろうし、かじるだけならいいか」とそのままにしていました。

15時半ごろ、ベランダで用事をしているとサリーが出てきて、何やらゴボゴボ。
白い泡状の胃液を吐きました。
「お腹の調子悪いか、絶食させるかのー」と思いながら背中をさすりつつ、呼吸も
普通でちょろちょろ動き回っていたので、そんなに心配し過ぎずいたら散歩の時間に。

サリーだけ置いていくつもりが、暴れて抗議するので、途中で抱っこできるように
鞄を持って、みんなでお散歩に出発しました。
自宅から20分ほど歩いていつもの公園へ行くものの、友達ワンコに会っても
元気のないサリー。鞄に放り込んで、早めに帰宅の途につきました。

晩ご飯タイムは2匹揃って大騒ぎなのですが、サリーは早々にクッションに座り込み
じっとしています。
吐いていたので、もともと晩ご飯はパスさせるつもりだったのでちょうどいいと
思いながらも、さすがに不安になってきました。

そのあたりでひょっこり母がやってきて、用事が終わって帰り際、靴を履く母を玄関で
見送りかけたとき、サリーが嘔吐。
暫くして落ち着いたものの、病院へ連れていくべきかと、膝に乗せてネットで症状やら
対処方法を調べていたら、スヤスヤ眠り始めました。
寝息がいつもどおりだったので、一晩様子を見ることにして就寝。

一夜明け、7日(月)。
やっぱり元気がないので、母に様子を見に来てもらうよう頼んで仕事へ行きました。
母はすぐに来てくれて、10時頃にはホームドクターの元へ連れて行ってくれました。

レントゲンの結果、肺のあたりに影が映っていると報告があり、「あぁ、ラムちゃんが
引っかかったか」との予感的中に凹む飼い主…病院では夕方まで預かりで、異物が
胃に落ちるよう、油薬を用いて様子をみることになったとも聞きました。

昼休みに病院へ電話をし、担当の先生に日曜日の顛末を報告。
顛末はメモにまとめて診察券と一緒に置いておいたのに、それどころでなかった母は
そのまま置き去り~。その電話でやっと、ラムちゃんの生骨と伝わりました。

ホームドクターの元には設備がないのですが、なるべく切開手術は避けたかったので、
内視鏡で取れる可能性があるなら病院を紹介してほしい旨をお願いして、電話を
置きました。

その後しばらくして、母から、当日中に摘出すべく段取りを始めることになったと
メールがきて、病院が見つかり次第、処置を進めることになりました。
内視鏡で取れたらラッキー、無理なら胃に押し込んで、切開して摘出へと進めると
確認し、最終的に、19時から病院へ移動し手術実施の運びへ。

月曜日は早退が難しく、定時に切り上げて帰るもののサリーの顔は見られず。
状況は電話連絡があるとのこと、もし内視鏡で済んだら当日中に帰れるだろうとのことで、
お風呂には入らず、ネットで食道閉塞やら異物誤飲について調べながら、電話を
待ちました。

しかーし、22時を過ぎても電話は鳴らず。
19時に病院へ向かったので、20時頃には始まるのかしらと思っていました。
なので、「こりゃ、内視鏡では取れなかったか」と観念、今日のお迎えは無いと
がっくり落ち込み、引き継き鳴らない電話を見つめていました。

23時を過ぎ、手術先の病院へ電話をしてみるも留守電が続き、FAXが送れそうだった
ので原稿を書きかけていたら、24時近くだったか、担当の先生から電話が。

聞き慣れた声に、後ろで大きく鳴っているのは心電図の音!
詰まっている骨は前(口側)へも、後ろ(胃)にもいかず、これから胃切開を行う
とのことでした。

それからも細かく連絡をくれて、無事終了と麻酔からも覚めた報告を受け、ホーム
ドクターの病院へ戻ってからの面会を聞いてくれたので、お願いして一段落。
2時20分に戻ったとの電話を受け、スノーウィとともにチャリンコですっ飛んで
いきました。

ドアが開いて声をかけるとすぐにサリーの声が。先生に抱かれて診察台へときた
サリーはしっかり立っているものの、口元は胃液のにおいがプンプン。
疲れきっているような様子は明らかでした。
それでも私の顔をしっかり見て、話を聞いている間、手のひらに顎をのせて
立っていました。

深夜だし、先生たちも超ハードな状態だったしで、術後の詳しい説明は後日としつつ、
とりあえず出てきたブツを見せてもらったら衝撃が。
(写真だけUPしましたが…3センチほどあるんですけど…)

食道内でびくともしなかったのは、骨の部分が食い込んでいたからだそうです。
しかも、詰まっていたのが心臓のすぐ近くだったらしく、あんな大きなものを詰めたまま、
病院で嘔吐もせず、たいして呼吸も乱さず、よくいられたもんだとのお話でした。
手術前に、ショックで心停止していた恐れも十分に考えられたそうです。

10分ほどの面会でした。
退院はその後の様子次第ということで、再び先生に抱かれたサリーでしたが、
帰ろうとするとき、再びワンワン! 
本人(本犬)は、「置いていかないでー!」な訳ですが、そのおかげで飼い主は、
ちょっと安心できました。声を上げる元気があるんですもん…

そんな感じで、長い月曜日が終わったのでした。

驚異的な回復!2011年02月11日 22:47

手術の月曜から火曜の夕方までは病院でお泊まりでしたが、水曜からは日帰り入院で
事なきを得ています。
夜はこんな感じでおやすみ。ピンクの包帯は、点滴や注射のために針を刺しているので
その保護用とのこと。

日帰り入院は、9時に連れて行って16時半ごろにお迎えのパターン。とはいえ、もともと
木曜と日祝は休診なんだなぁ~、ということで、昨日も今日も休日返上で対応して
くださっています。

絶飲絶食で、昨日からやっと、数回だけ、1回当たりカレースプーン1杯半の水だけの
摂取が許されるだけでしたが、今日になって、微量ながらも流動食が始まりました。
順調そうでホッとする飼い主と、すごい回復力!と驚く先生方。いやはや、嬉しいです。

火曜日の夜は、私が帰宅してからすぐは動くのも辛そうでエビのように丸くなって
寝ていましたが、21時半ごろから脚を伸ばしていつもの寝姿に。
明け方近くにはサークルをガチャガチャ鳴らし、出せといって、いつも通りみんなの
ベッドへ移動し、目覚ましが鳴るまで腕枕でスヤスヤ。

水曜の夜は、帰宅後走り回って大歓迎してくれ、スノーウィのおもちゃを奪いにいく
までになり、慌てて制止(笑)。
伸びをするときにお腹が引きつるので途中でやめますし、ぶるぶるも力が入りにくい
様子ながら、その素振り以外では、ほとんどいつもと変わらなくなりました。
しかも、鼻を床に擦り付けるかの姿勢で部屋中を嗅ぎまわって、何か食べるものが
落ちていないか探しています(落ちてないよー!)。

その姿は、(持ってないけど)お掃除ロボット・ルンバみたいです。
あ、今、ぶるぶるをしました。いつもの力強いぶるぶるです!

スノーウィや飼い主がご飯のときの抗議ぶりも、日に日に強くなっています(笑)。
ま、食道も胃も、荒れ具合が半端じゃなかったと聞いていますので、安心はできませんが、
じっくり見守っていこうと思います。

明日、術後の詳しい説明を受けるので、どんなだったかしっかり聞いてこなければ!

順調に回復中2011年02月12日 22:30

今日も9時から17時までの日帰り入院でした。
今までは連れて出るたび、スノーウィが大騒ぎをして大変でしたが、今日はワンとも
言わず静かに見送ってくれて、おりこうさんぶりにびっくりしたもんです(笑)。

薬はもちろん、流動食も吐き戻すことなく、順調な回復ぶりをみせていまして、
明日の晩からは少量かつすりつぶし状態ながらも、いつものご飯OKということに
なりました。
点滴の針も明日で外すことに!
でも残念ながら腕が腫れてしまったので、残りわずかながら反対側の腕に移動~。

明日も朝から夕方まで入院ですが、これも明日で最後になりそうです。
点滴や注射を。経口投与できる薬に替えられたら通院でOKになる模様、これまた
嬉しい材料です。

でも、まだ気は抜けません。
食道の炎症が激しかったので、食道狭窄の恐怖が残ります。
これから少しずつ、流動食からすりつぶしご飯を経てもとの固形物に替えていきますが、
万が一吐き戻すことがあれば、食道が狭くなっている恐れ大!

内視鏡検査がベストですが、またもや全身麻酔なんてやってられないので、
食べっぷりと嘔吐有無でチェックの日々をやっていきます。

生骨のリスク2011年02月12日 23:08

加熱したものは絶対だめ、与えるなら生骨。
大きなものなら噛みきれないのでなお安心、歯石取りに効果バツグンだし、噛むのは
顎にも良い。また、髄に含まれる栄養素も素晴らしい!

実際に実践している人たちの声を見て、自分でも知識を得て、実際に試してみて、
よっしゃいけると判断したうえで、隔週ペースでスノーウィとサリーに与えていました。
スノーウィは2年くらい、サリーは3ヶ月くらいでしょうか。

が、しかし、事件は起こってしまいました。
問題になったのは、ラムちゃんの生・丸骨のげんこつです。
(買ったところから画像を拝借…分かりやすいので)


先っぽの丸いところで、つるんとした軟骨(?)がついてるあたりって、正しい表現か
謎ですが、類似の画像を探してみました。


これは牛だそうですが、こんな感じのつるんとしたところがパカッと割れ、最大で
3センチ幅くらいの塊が、サリーの食道に詰まりました。
軟骨っぽいとはいえ、つるんとした面は一部だけで、固い骨部分が食道に刺さるように
留まってしまい、内視鏡ではびくともしなかったそうです。

最初は髄の部分が見えたため、そこを少しずつ削って、塊を小さくしようとされた
そうなのですがうまくいかず、内視鏡では口から取れないどころか、胃に押し込むこと
すらできず、最終的には胃を切開し、胃から食道へアプローチして、摘出されました。

憎たらしいけどもう一度…ブツはこいつ。


今日、内視鏡でうつされた動画のDVDをもらって、見ました。
食道内はただれ、出血もあり、見ちゃいられなかったです…

6キロ足らずの小型ウェスティなサリーが、丸骨を割ってしまったことにビックリ?
それとも、ラムちゃんの巨大丸骨が、パカッと割れたことにビックリ?

どちらも不測の事態で、サリーはもちろん、ラムちゃんを責める気にもなりません。
責めるべきは飼い主のこの私。目が行き届いてなかったし、楽観していたと思います。

食道の、心臓を過ぎたあたりで留まっていたわけですが、先生曰く、心臓の横を
通過するあたりでチアノーゼや心停止を起こしていても不思議ではなかったとのこと。
危うく、サリーを死なせるところでした…

生骨のメリットに対する認識は今も変わりないですが、我が家の冷凍庫に生骨が
ストックされることはないでしょう。
丸骨だけでなく、あばらなどの柔らかいといわれるところでも同様です。

サリーを失いそうになったこと、当分続く毎日の通院で実家の母に負担を強いること、
突然の大支出(明細はまた後日~、完治までの総額はどこまでいくか?!)などなど、
辛いやら痛いやらの連続技に遭い、敬遠したいわけです(とほほ)。

まぁ何しか、生骨以外の有効手段を模索したいと思います。

アホ飼い主ぶりの暴露状態ですが、生骨ユーザーの小耳にでも、ちょっぴり挟んで
おいていただきたくて、書き倒してみました。

チビやん、ありがとね♪2011年02月15日 22:42

マイペースで、おっとり優しいスノーウィも、先週は落ち着かない一週間でした。
そりゃ、飼い主がいつにも増して激しい独り言を連発し、その大半がマイナスワード
ときた日にゃ、「僕ちゃん、どないしょー」となりますわな。
でも、三連休があったおかげでうまいことリセットできました!

   ↓11日(金)大雪の中、散歩に出かける直前のスノーウィ(カッパ着用済)

サリーは、月曜はお泊まり入院で、その後日曜日まで日帰り入院が続きました。
というわけで、三連休は9時ごろに病院へ連れて行き、16時過ぎにお迎えのパターン。
日中は、かなり久しぶりに“スノーウィとふたりきり”だったんですぅー。

特別なことは何もなく、病院の後に散歩をし、昼ごはん食べて一緒にまったりして、
掃除機なんかかけてストーブの前でのんびりし、再び散歩に出て、その帰りに
サリーを迎えに行く…そんな3日間だったんですけどね。
ただ一緒に過ごすだけっちゃそれだけながら、お互い良い休日を過ごせたように
思います。飼い主も充電できました~♪

すごいぞ、サリー2011年02月16日 22:21

先週の月曜は、本気で「帰って来られるのかしら…」と崖っぷち気分にいた
飼い主ですが、それが今では大昔のことのようです。
先生たちも驚く回復ぶりを見せ、毎日ワンワン、ご飯の催促に大騒ぎしています。

また、青ざめる飼い主と母の様子に戸惑い、すっかり情緒不安定になっていた
スノーウィも、連休あたりから平常心に戻り、今ではいつものおふたりさんです。

手術翌日から3日ほどは、サリーが近寄ると逃げたり、目を合わさなかったり、
「来るな!」と歯を剥いたり、サリーが座っていた場所を避けたりしていました。
内視鏡のときに嘔吐が激しかったそうで、サリー自身がかなり胃液臭かったせいも
あるかな。今は臭いも消えてます~。

母:「生骨なんか食べさせるからこんなことに!」
飼い主:「分かってるけど…思いつきで食べさせてたわけじゃなかったし」

そんな感じの、激しくはないけどピリピリしたやり取りを聞かされて、
スノーウィも落ち着かなかったはずです。ごめんね、チビやん。

穏やかな日常モードへ♪2011年02月18日 22:30

今日はサリーの通院日、母が連れて行ってくれました。
スノーウィは付き添い(笑)。診察室は苦手で尻込みしていたくせに、今日は堂々と
していたそうです。

今日で完全に抜糸! お風呂はまだまだ先だし、流動食もどきな柔らかご飯も継続ですが、
経過は順調だそうです。
ご飯の水分量が多いことや、内服薬の作用もあるようで、オシッコが多いのなんの。
新聞紙サイズの大きめトイレシートが、あっという間に重たくなります。
そんなのへっちゃらなのですが、昨晩はとうとう、掛け布団が何やら冷たく…お尻も
ヒンヤリ。
ベッドに上がる前にトイレを済ませたのに、朝までは我慢できなかったようです。
色も匂いもないのであまり気にならず(おいおい)、ま、洗えばいいじゃん~ってな
もんです。週末だし、天気良さげだし♪

週末は暖かそうなので、久しぶりにさんにん揃って散歩に出たいと思います!

西宮浜へお出かけ2011年02月20日 21:47

暖かかったので、ちょいと足を伸ばしてみました。
人もまばらで気楽な散歩ができましたよ。

ふたりでヒョコヒョコ歩く後姿を追いかけてみました(笑)。

病み上がりっちゅーか、まだ通院中のサリーも歩き倒し、帰宅後は爆睡です・・・